競争率が高い美容外科の内定を勝ち取るコツ

女性看護師にとって人気の高い診療科の一つが美容外科だ。
美容を専門としているため、一般的な診療科とは異なり、主に健康な人を相手にして美を追求する現場となっている。
美容に興味がある女性は、趣味を仕事に生せる現場であり、美容外科で仕事をすること目指して看護師になる人もいる。

しかし、人気が高いことから競争率も高いため、失敗しないための転職計画を立てる必要がある。
例えば、美容外科では整形手術の補佐に入ることがあるため、オペ経験があると有利だ。
新卒として急性期病院に就職し、オペ室専属の看護師として勤務するといった選択をしてみても良いかもしれない。

そして、2年か3年程度、オペ室で働いて仕事が板についてきたら美容外科の求人に応募するという形を取れば、採用率は上がるだろう。
病院のオペ室看護師の経験では、オペの補佐だけでなく、手術で不安を抱く患者さんに対するケアのスキルも身につく。
美容外科には、コンプレックスに悩み、施術に不安を抱える方が多く訪れるため、細やかな気遣いができる人材は重宝される。
こうした現場で役立つスキルを取得し、計画的にキャリアを積み上げておけば、転職の成功率を上げることができる。

とはいえ、年々、オペ室の経験を持った上で美容整形外科を目指す人が増えてきているため、いずれにしても高い競争率になっているのは確かだ。
確実に美容外科で働きたいのなら、まずオペ室の経験を積むことを考えたほうが得策だ。